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葉野りるは

Author:葉野りるは

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父様日記。

■ 母様を連れて歯医者に行ってほしい。
■ 今度ホワイトボードを買ってきてほしい(タブレットデビューを考える)
■ これからの母様をフォローしてあげてほしい。
■ 書類関連(医療費控除、保険の手続、葬儀の手続)をフォローしてあげて
  ほしい。
■ 財産分与について知っていてほしいこと(共有名義とうはだめ)
■ 自分が死んだあと、お母さんの面倒をお願いしたい。
■ お墓どうしようかな……。
■ 伯母の貴金属をもらってほしい。
■ 伯母と祖母が亡くなったときの領収書をどうしよう。
■ 三年連用日記を付け始めた
■ 月に1、2回はボーリングへ行こう、のお誘い。


12時ぴったりに父様から電話がかかってきた。
第一声は「歯医者の予約入れるって言ってたけどどうした?」。
私のかかりつけ歯科医院に父様を連れて行く予定だったのだけど、喉の検査云々で予約はしておらず。
すると、母様の歯槽膿漏が進んでいる気がするから母様を連れて行ってくれないか、とのこと。
その件ならクリスマスイヴイヴのときにもしたけれど、今の病院でインプラントを入れたからほかに行くのは気が進まないようなことを言っていた。
父様が言うには、その歯医者は悪くはないのだろうけれど、良くもないのではないか、とのことで、セカンドオピニオン的な感じでほかへ行かせたいらしい。
うーん……これはどうやって母様に声をかけたらいいかなぁ(-"-;)
父様の検査が入ったことで母様の歯医者の予約がキャンセルになったそうなのだけども、その検査で忙しいところに歯医者の予約を入れていいものか(-"-;)
でも、歯槽膿漏って放っておいていいものでもないし。
予約を入れるのも連れて行くのも問題ないのだけど、体力的な問題や母様の気持ち的な問題をどう解決したらよいものか……。

ほかにも色々と頼まれごとをした。

ひとつはホワイトボード。
声が出るときはいいのだけど、声が出ないときに人と話せなくて困るからホワイトボードが欲しいとのこと。
一階と二階で母様と会話するのも難しいというので、そういうときこそ携帯電話だし、そういうときこそLINEだよ、と言ってみたけれど、どうかな……?
たぶん、スマホだと画面が小さくて文字を見るのが面倒くさいんだろうなぁ……。
これは近々タブレットデビューを考えなくては……。

あとはこれからのこと。
癌であろうとなかろうと、しばらくは病院通いが続くし、癌だった場合はお母さんがまた介護に直面することになるから、そのあたりを心配していた。
確かに、ここ10年くらいは父方の伯母、祖母、母方の祖母、伯母の介護尽くしで、ようやくすべてが終わり落ち着いたところだったから、父様としては気が引けるのだろう。
そのあたりフォローして欲しいと言われたけれど、言われなくてもするつもりですよお父様っ。

主に心配しているのは書類関連みたい。
今まで私が入院したときも医療費控除もろもろの手続きは父様がやってきたようなので、そういった書類手続きが母様は一切わからないはずとのこと。
医療費控除の手続きならまかせてもらって大丈夫!
そのほかの保険の手続きやあれこれは詳しくないけれど、必要な書類さえ全部揃っていればやれなくはないからフォローできると思う。

ほかには自分が死んだときのことなども不安に思っているみたい。
お葬式のことから遺産相続のことまであれこれ。
私は事情があって親族のお葬式をスルーしてきてしまった都合上、そのあたりに関してはまったくの無知。
でも、それを話すと「葬祭場へ行くとやらなくちゃいけない項目がリストアップされたファイルを渡されるから、それにしたがって手続きを踏めば問題ないよ」とのこと。
それならなんとかなりそう。

あとは財産分与のこと。
これは遺言状にするけれど、ちゃんとわかっていて欲しい部分があると言われた。
「土地建物に関しては持分にするな」。
土地建物に関しては、兄妹で共有名義、共有持分にしておくと、どちらかが売りたくてもどちらかが売りたくなければ話がまとまらず、結果兄妹間でのトラブルに発展するから、必ずどちらかの名義にすること。
その場合、半分のお金を相手に渡すことなどなど。
「そのあたりは父様が遺言書にしたためてくれれば問題ないのでは?」と答えてみたのだけど、「遺言書に書いても実際に手続きするのはおまえたちだから」とのこと。
実際、つい最近母方の親戚が遺産相続でものすごく揉めて、聞くからに泥沼で、最終的には兄妹疎遠になってしまったので、それを受けてのことだと思う。

それから、自分が死んだあとお母さんの面倒をお願いするとかそういう話。
そんなの自分の親だから当たり前のことなのだけど、「当たり前」として引き受けられないのが兄様で……(-"-;)
兄様は昔から家族と行動するのが苦手な人で、私とは普通に話せるのに両親と話すとなるとどうにもうまく話せない人。
決して悪い人なわけでも優しくない人なわけでもないのだけど、とにかく両親との相性が悪い。
さらには言葉の使い方が下手だから余計にカチンとくる言い回しになっていたり、「思いやりがない」ような話し方に……(苦笑)
ここ数年で一番よろしくなかったのが、「親の面倒は見ないから」。
今、兄様は実家から離れたところに住んでいるし、子供もふたりいる。
だから介護が必要になったとしても、それを手伝う余裕はない、というのもわかる。
でも、「親の面倒は見ないから」の言葉は口にしちゃだめだよ~……orz
兄者よ、お願いだから年老いた両親に追い討ちかけないでください……。
そんなわけで、「頼れるのがおまえしかいないんだ」とのこと。
今回の検査のことも何ひとつ兄様には話していないというのだからもう……orz
これはどうやって兄様と義姉ちゃんに知らせようかなぁ……(-"-;)
色々難しい……。
とりあえず、私なんて今まで散々手のかかる子どもだったし、頼る側からしてみても頼り甲斐のない人間であることもわかっているのだけど、なんでも言ってください……。
もちろんできることできないことはあると思う。
でも、できる限りは力になるしフォローする。
決してふたりだけで抱え込んでほしくはない。
こういうの、言葉で伝えることも大切だけれど、行動して安心させてあげなくちゃいけないんだろうな。
もう少し頻繁に実家へ顔を出すよう心がけよう。

お墓の心配もしてたっけ。
兄様がきちんと管理してくれるとは思えないからどうしようかな、って。
ご先祖代々のお墓があるけれど、そこはお嫁に行ってしまった私にはどうにもできない部分で……(-"-;)
これだけは兄様交えて話さないといけない気がする。
間に入ってお話の交通整理をするのはかまわないのだけど、できるだけバトルは避けていただきたいなぁ(切実な願い

ほかに言われたのは、父様のお姉さん、伯母が遺した貴金属をもらって欲しいというもの。
「好みのデザインじゃなければ貴金属として売りに出してもいいし、リメイクしてくれてもいい。ひとまずもらってくれるだけでいい」。
私からしてみたらなんてことない頼みごとなのだけど、父様にとっては心残りというか、心に引っかかるものなんだろうな。
そんなわけでそれもお引き受け。

ほかは、伯母と祖母が亡くなったときの領収書関連が残っていて、それをどうしようか悩んでるみたい。
残していても意味がないことはわかっているのだけど、なかなか捨てるところまでたどり着けないのだとか。
片付けたい(整理したい)なら書類整理手伝うし、捨てるって決めてもなかなか捨てられないのなら、一緒に確認しながら捨てよう、と提案。
でも、話しただけで少し落ち着いたみたい。

それから、今月から日記をつけているとも言っていた。
一年の日記じゃなくて、三年連用日記。
ほかは……年始めに友達とボーリングに行ったらすごくいいスコアが出たとか。
01/18日にマージャンの予定が入っていたみたいなのだけど、検査で行かれないという連絡を入れたら、01/16日に変更してくれたとか。
月に1、2回ボーリングに行こうよと誘われたり。

父様とは時々こういう話をする。
割と小さい頃から父様の内面に関する話は聞いてきているのだけど、60代後半からは年老いることへの不安が多くなった。
自分の身体のことや病気のことを不安に思っているのではなくて、自分が死んだあとの家のこと、手続のこと、お母さんのことを不安に思っているみたい。
自分が死んでもお母さんが困らない程度の財産は遺せる。
そうとわかっていても不安が拭えないみたい。
それで不眠が続いていたり。
常に、家の金庫にいくら、普段使っている口座にいくら、それとは別の口座にいくらあるから、という情報を教えられる。
それは自分が急に死んでしまって口座が凍結されても困らないように、という理由もあるのだけど、おそらくは不安を軽くするためでもあるんだろうな。
私に話すことで少しでも不安が緩和されるならいいかな、と思って、そういう話を始めたときには話の腰を折らずに全部聞く。

「もし自分が死んだら――」という言葉。
親の口から聞いたとき、どんな反応をするのが普通の子どもなんだろう、と考えたことがある。
私は何を考えることなくその話を聞き続けられてしまうんですよね……。
今、父様が直面しているのは「もし悪性腫瘍だったら」というものなのだけど、その可能性はゼロじゃないし、「きっと大丈夫だよ!」とか「癌だったとしてもなんとかなるよ!」なんて言葉は口が裂けても言わないだろうな。
また、父様や母様がそういった言葉を求めているとも思ってない。
両親も私と同じで、治せるものは治せるし、治せないものは治せないということをいやというほど知っている人たちだから。
ただ、検査結果を真摯に受け止め、それに付随する状況を受け入れる。
それだけ。
それでも、検査結果が悪ければ現実が重く圧し掛かるだろうから、そこは一緒になって沈むんじゃなくて、フォローに回れる人間でありたい。
今まで自分がしてもらってきたように――。

喉のポリープがわかるまでは、父様も母様も「癌ってわかったら延命処置はしないで痛みだけを取り除いてほしい」とずっと口にしてきたけれど、実際どうするのかな……。
どうなるのかな。
今のところ、私の気持ちは当人の選択を尊重、なのだけど……。
こういう気持ちも直面したときに変わるものなのかしら……。
ひとまず、悪性腫瘍だったとしてもすぐに開いて切除するのではなく、放射線治療や抗がん剤治療で腫瘍を少し小さくしてからの手術になるみたいだけれど、その話をしてくれた時点で手術を受けるつもりではいるのかな?
だとしたら、それを全力でフォローしよう。

……そんなわけで、「今年の抱負」なんぞものを掲げてみましたが、何割達成できるか未知の領域になりました。
でも、ゆるゆるがんばります!


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